箔押し印刷あさだ屋です。
企業の周年祭やイベント招待状、記念式典や会食のご案内などビジネスシーンにおける案内状の作り方をご紹介します。
高級感+お洒落な案内状の作り方
一般的な案内状といえば、いわゆるよくある「高級感」とはほど遠いもの。
このコラムを読んでいただける方ならば、きっと特別な案内状をお探しの方と思います。そんな方におすすめしたいお洒落なビジネス案内状の作るべきポイントと作り方をご紹介します。
ゲストの気持ちを高める案内状(招待状)とは
大切な方に来ていただきたい。そんな案内状には自然とこだわりを感じます。
しかし一般的な案内状というと伝えたいことを伝えるだけののあまりに簡素化されたもの。それではワクワクしません。イベントを成功に導くには、案内状が最も重要です。期待感が膨らむ案内状をいつくか制作させていただいた事例をもとにご紹介します。
案内状の王道!二つ折りタイプの案内状
企業の式典や祝賀会、周年記念パーティーなどで使われるカバー付きの案内状。紙は厚みや素材感が美しい高級特殊紙をセレクト。さまざまな紙色で作成可能です。写真は表紙カバーの中にA5サイズの中紙を挟むタイプです。A5サイズの案内状より少し大きめサイズ。洋1カマス封筒や洋1ダイヤ封筒がぴったり。
細長いポストカードタイプの案内状
一般的な案内状でつかわれることの多い和の雰囲気漂う「大礼紙」を使った案内状ですが、案内状の形を細長く、長3カマス封筒に入る特別サイズにすることで高級感を演出しました。
デザインは横書きに。封筒にはワンポイントでシルキーシャンパン箔でロゴマークを箔押し加工しました。和×洋のテイストでまとめた美しい案内状です。少しデザインを変化させることで素晴らしい案内状が完成します。単に文字だけが羅列している案内状よりも、紙や印刷の品質にこだわることでシンプルな案内状も豪華絢爛な印象へと様変わりします。こちらの案内状デザインは以下よりご注文いただけます。アレンジは自由自在です。
紙にこだわる!ポストカードタイプの案内状
繊細なラメ感のある紙に印刷と、箔押し加工をした周年記念の案内状。ロゴマークを箔押し加工が一般的ではありますが、こちらのお店はリニューアル改装の際に書家の先生に書いてもらった店内に飾る書アートの字をハガキに入れたい。とのご要望で裏面に大胆に金箔の箔押し加工でデザインを配置しました。案内状ですが作品として飾っておきたくなる一枚です。ちょっとしたこだわりで「あっ」と驚く、センスを感じる案内状が完成します。そういったご要望もお伝えいただければ、ご提案させていただきます。
案内状のお見積りや提案をしてほしい!
開業に伴う案内状や記念パーティーなど、目的によって選び方も変わります。あさだ屋は箔押し印刷専門店ですが、箔押し知識や案内状知識に長けた専門オペレーターが在籍しています。
不安な点を解消しつつ、お見積りをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
TEL 0776-89-1650
受付時間[ 10:00 – 12:00 / 13:00 – 18:00 ] 定休日[土・日・祝日]
忘れてほしくない!封筒の品質はこだわりを
手紙で届く案内状。まずこだわりは封筒の品質から伝わります。紙質からも特別感は伝わるので封筒の品質にもぜひこだわってください。中身やイベント内容がどんなに素晴らしいものであっても、封筒の品質で一気に期待感は良いものに変わります。ぜひ上質なものにこだわりを持ってください。
あさだ屋封筒は高級特殊紙を使った封筒を各種揃えています。手に取るだけでその品質の良さを感じます。デザインのご提案から印刷まですべてお任せいただけるので、デザインができない方も、初めての方も安心してご注文いただけます。
小ロット10枚から対応しているので、ビジネスだけでなく個人の結婚式招待状でもご利用いただくことが多くあります。
封筒からも多数用意。会食など夜のパーティなどにはブルーの封筒を使ってみてもステキです。
案内状に書くべき内容
案内状作成の分には、ルールがあります。ゲストに失礼のないよう、正しい文章で記載しましょう。
案内状作成のポイントをご紹介します。
頭語と結語
一般的な案内状ですが、必ず見られる「拝啓」の文字。
フォーマルな場合 「拝啓」ではじまり「敬具」で終わる
カジュアルな場合 「謹啓」ではじまり「敬白」で終わる
○○の候 皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます
さて、この度、弊社は皆様のご支援のおかげで、創業3周年を迎えることとなりました
つきましては、日頃の感謝の気持ちを込めまして
ささやかではございますが 3周年記念パーティーを開催させていただきたく存じます
ご多忙中とは存じますが ぜひご来臨賜りますようお願い申し上げます
敬具
株式会社◯◯◯◯◯ 代表取締役 ◯◯ ◯◯
記
日時 〇年〇月〇日(〇)〇時~〇時
場所 〇〇(会場名)
内容 お食事 ご歓談など
出欠のご連絡:〇月〇日までに、同封の返信用はがきにてご返信ください
どのくらいの規模のイベントパーティーにもよりますが。さらにカジュアルな場合は以下のようにシンプルな場合もあります。
ご会食のご招待
皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます
このたび 皆様のおかげで創業3周年をむかえることになりました
日ごろの厚誼を感謝するとともに
末永いお付き合いをお願いしたく
小宴を催したく存じます
何卒ご臨席を賜りたく謹んでご案内申し上げます
令和◯年◯月吉日
株式会社◯◯◯◯◯ 代表取締役 ◯◯ ◯◯
記
日時 令和◯年◯月◯日(金曜日)
午後 5時(開宴 5時30分)
場所 ◯◯◯◯◯◯◯◯◯
住所 福井県福井市三郎丸4丁目204
お問い合わせ 0776-89-1650
このようにシンプルな文面でまとめる場合もあります。
こちら紹介した文章には句読点がありません。一般的な考え方として句読点を使用しない傾向にあります。句読点には「区切り」や「終わり」を連想させるとして縁起を担ぐ意味合いから避けられます。格式高い案内状には使用しないというのが一般的。しかし読みづらさもあることから、[、]点の部分は余白をあけることで解消します。カジュアルな案内状で、読みやすさを重視するようであれば句読点をつけても現代では問題ないとされています。ただ、一般的には句読点はつけない。というのがルールとなります。
季節の時候
四季が豊かな日本では、季節を表す表現がたくさんあります。
案内状の冒頭で使われる【拝啓 〇〇の候】では、季節を表す「季語」がはいります。
地域によっては実際の季節感とズレることもありますので、季節の季語はありますが、投函する日(案内状が届く日)をイメージして季節に合わせてお使いください。
1月上旬 新春の候/初春の候
1月中旬 寒風の候/寒中の候
1月下旬 厳寒の候/大寒の候
2月上旬 晩冬の候/立春の候
2月中旬 余寒の候/梅花の候
2月下旬 春寒の候/向春の候
3月上旬 早春の候/浅春の候
3月中旬 仲春の候/春色の候
3月下旬 春分の候/春暖の候
4月上旬 陽春の候/桜花の候
4月中旬 陽春の候/春風の候
4月上旬 春陽の候/晩春の候
5月上旬 新緑の候/立夏の候
5月中旬 新緑の候/薫風の候
5月下旬 薫風の候/青葉の候
6月上旬 初夏の候/青葉の候
6月中旬 深緑の候/向暑の候
6月下旬 梅雨の候/向暑の候
7月上旬 盛夏の候/小暑の候
7月中旬 盛夏の候/暑中の候
7月下旬 盛夏の候/大暑の候
8月上旬 立秋の候/晩夏の候
8月中旬 残暑の候/晩夏の候
8月下旬 残暑の候/秋暑の候
9月上旬 初秋の候/新涼の候
9月中旬 爽秋の候/涼風の候
9月下旬 秋涼の候/秋色の候
10月上旬 秋色の候/秋晴の候
10月中旬 秋麗の候/紅葉の候
10月下旬 秋冷の候/紅葉の候
11月上旬 晩秋の候/紅葉の候
11月中旬 落葉の候/向寒の候
11下旬月 霜秋の候/向寒の候
12月上旬 初冬の候/師走の候
12月中旬 師走の候/寒冷の候
12月下旬 寒冷の候/歳末の候
案内状作成については、都度ご提案しております。お気軽にご相談ください。