新年の大切なご挨拶となる年賀状。デザイナーにとっては、特にデザインを宣伝するビジネスチャンスです。箔押し年賀状は、シンプルながら高級感を演出できる、新年のご挨拶に相応しい特殊印刷です。
今回はそんな箔押し年賀状についてご紹介していきます。
箔押し年賀状の良さって何?
もちろんメタリックな輝きです。箔押し印刷は結婚式の招待状や、めでたいシーンで活用されることが多々あります。「ハクをつける」=「箔をつける」ということですね。
新年のご挨拶となる年賀状は、箔をつけてお祝いするのにピッタリ!
さらにキラキラと光る輝きは、とにかく目を惹きつけます。
デザイナーから選ばれる大きな理由はその存在感です。
デザイナーにとっての年賀状は、新年の最初のご挨拶となり、大きなビジネスチャンスです。
あさだ屋には、毎年、本当にステキな箔押し年賀状のご依頼をたくさんといただきます。
ポストカード箔押し印刷 吉浦菜夏 様
紙:ディープマット スコールグレー 265kg
箔:メタリック銀箔 111つや消し金箔
水引模様と日の丸。ディープマットスコールグレーの紙に合わせて、シックで大人な雰囲気の年賀状です。銀箔とつや消し金箔が上品に輝きます。
TOKYO LAND 中村勝紀 様
紙/プライク243 ホワイト
箔/メタリック赤箔+メタリックスカイブルー箔
美しいですね。赤箔とスカイブルー箔で繊細な毛抜き合わせ。うっとりします。
上記以外にもたくさんのデザイナー様の年賀状箔押し制作事例をご紹介しています。
年賀状制作事例を見る
複数の箔色を使って箔押し・・・が安いって本当?
1色の箔色では物足りないという方もいます。
2色使えばさらにゴージャスな雰囲気や、デザインにメリハリがつきます。
ちなみに、あさだ屋ではこの複数箇所箔押しを得意としています。
複数箇所箔押しを希望の方にとって、一番気になるのが、「版代金」です。
あさだ屋では、版代金を安くご提案できるよう工夫しています。
その仕組をご紹介します。
こちらのイラスト、何色の箔色を使って構成されるでしょうか。
答えは
5色の箔押し印刷となるので「5箇所箔押し」となります。
太陽=メタリック赤箔
山=スカイブルー箔+金箔
文字=メタリック黒箔
松=メタリック緑箔
合計5色を使っているので5箇所箔押しです。
版代金が5版分必要になります。
あさだ屋では、できる限り版代金を抑えられるように、
複数箇所箔押しの場合は、デザインを確認の上都度お見積りをご案内しています。
見積もりの算出方法は、簡単に説明すると以下のようなブロックに分けて、
版面積を計算していきます。
このようにして、少しでも安く仕上がるように版面積をまとめています。
箔押し代金は、2倍まではいきませんが別途かかってきます。しかし版代金はウェイトをかなり占めるので、最初デザインの際には、チラっと頭の片隅においておきたいです。
お洒落な年賀状の2つ目の決め手は・・・「紙」
デザイナー様からご依頼をいただく年賀状は、お年玉付き年賀状ではありません!
あさだ屋では、特殊紙を幅広く取り揃えています。
年賀状ページには一部しか掲載されていませんが、名刺ページで紹介している紙については使用可能です。
となるとかなりの特殊紙を選べます。
箔押し印刷でお洒落にしても、デザインに合った紙を選ぶことで、美し年賀状は完成します。
紙にも、ぜひ、こだわりを!ここがお洒落に仕上がるコツです。
深めに加工したい場合は、クッション紙。
株式会社ディーアンドアイ 中野大介 様
紙/クッション紙1mm
箔/顔料黒箔、空押し
厚みを楽しみたい方は、GAファイル紙。
株式会社 CUBEL 中原 匡史 様
紙/GAファイル310kg(ブルージーン)
箔/つや消し青金箔(108)
紙色と質感でインパクト!プライク紙など。
CATTLEYA TOKYO / カトレヤトウキョウ 塩内浩二 様
紙/プライク243 レッド
箔/銀箔+金箔
最後に・・・
最後になりましが、デザイナー様の多くは、クライアント様のご依頼を優先しているため、いつも年末ギリギリにご依頼をいただくことが多いです。
あさだ屋では、一応締め切りはありますが、最終的に、紙が用意できる限りまではギリギリまで受付しています。
ですが、やっぱり年末ギリギリでのご依頼は、できる限り避けたく、今回から初めて「早割キャンペーン」を開催しています。(11月20日まで)
毎年実施予定です。年末にすすむに連れて高くなりますのでご注意ください。
ぜひこのタイミングを狙ってお早めにお見積りご依頼くださいませ。