箔押しで印象に残る名刺を作ろう!!

箔押しで印象に残る名刺を作ろう!!

~前置き~

突然ですが、「メラビアンの法則」というものをご存じでしょうか。
これはアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した非言語コミュニケーションの重要性を説いたものです。

この法則は、「発言内容と表情が矛盾していた場合、人は視覚情報をもっとも参考にする」という法則です。
※参考ウェイトは視覚情報が55%・聴覚情報が38%・言語情報が7%だといわれています。

この法則に対して、多くの方が誤認しているのが、「内容よりも見た目のほうが重要である」という解釈です。そうではなく、言語・聴覚・視覚の3つの情報がそろったときにより説得性が増し、伝わりやすいというが正しいメラビアンの法則になります。

つまり、自分のイイタイコトを正しく・より伝えるためには内容やその言い方(抑揚や音程)はもちろんのこと、視覚情報の部分にも意識をおくことが非常に大切だということです。

~名刺交換から日本のビジネスは始まる~

さて、話は変わりますが、欧米における名刺交換は「連絡先の交換」が主な目的のため、
名刺交換は別れ際に行うことが一般的です。一方で、日本では「自己紹介」の要素が大きいため挨拶時に行うことが基本ですね。

つまり日本でのビジネスは名刺交換から始まると言っても過言ではありません。

最近では「第一印象」「ファーストインプレッション」という言葉がよくつかわれますが、
初めて対面したときのイメージが、その後のビジネスに影響を及ぼすことはよくあります。
冒頭にご紹介したとおり、自社のブランドやご自身のイメージを浸透させるためには
視覚情報が伴わなければいけません。

現在では名刺は「身分を伝えるもの」から「組織と自分をブランディングするもの」になりつつあるのです。

次章では印象に残る名刺の一例をイメージ別にご紹介いたします。

事例① スタイリッシュな印象の名刺

カラーの紙に様々な色の箔をあしらうことで、カラフルにもかかわらず非常にシックで
スタイリッシュなイメージを作り出す名刺の例になります。
コーポレートカラーにするお客様からご自身のお好みの色にする方など、様々ですが、
色で遊びながらもかっこよさを出せるのが、箔押し名刺の良さかと思います。

事例②かわいい・穏やかな印象の名刺

同じ色が多彩な名刺ですが、例①とは全く異なる印象になります。こちらの例ではパステルカラーの紙を使用することで温かみ・やさしさが表れていますね。
かわいらしさの要素が強い名刺になりますので女性の方や、洋菓子店などのショップカードとしても多数ご利用いただいているパターンになります。

事例③ポップ・おしゃれな印象の名刺

3つ目は少し遊び心がはいったポップなテイストの名刺の例になります。
通常名刺には企業ロゴとテキスト情報だけが印刷されているものが大半かと思います。
こちらの例はイラストをあしらった視覚的に楽しめるデザインの名刺になります。
百聞は一見に如かずという言葉がありますが、視覚情報はその他情報よりも人の理解を促進する効果があります。デザイン一つで「自分が何をしている人なのか」を印象付けられるのはのちにも記憶に残りやすく名刺の役目を存分に果たしてくれると思います。

まとめ

いかがでしょうか。
ひとえに名刺といっても、紙・色使い・デザインの組み合わせてその印象はがらりと変わります。時計にこだわる人・スーツにこだわる人など、優秀なビジネスマンであればあるほど、細部こそにこだわりを持っています。

今や名刺の持つ影響力ははかりしれません。
一度、自分だけのこだわりの名刺をつくってみてはいかがでしょうか。

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