浮き出し（エンボス）加工について

浮き出し（エンボス）加工とは

あさだ屋の浮き出し（エンボス）加工についてご説明いたします。
画像は、カラープラン紙に浮き出し（エンボス）加工しています。
紙の表面が浮き上がっており、裏面が凹んだ状態になっています。

【表面】

【裏面】

※裏面には、くっきりと凹みが生じます。

浮き出し（エンボス）版は、オスとメスの凸凹した版を2種類作成します。
そして下記のイラストのように、オスとメスの版の間に紙を入れ、上から圧力をかけてプレスすることで浮き上がらせる特殊加工です。

※イラストは側面から見た図です。

紙に対してふっくらと盛り上げる加工が “浮き出し（エンボス）加工”
紙に対して凹ませる加工が“デボス加工”といいます。
※現在デボス加工は承っておりません。

浮き出し箔押しとは

箔押ししたデザインの上に浮き出し（エンボス）加工をすることを「浮き出し箔押し」といいます。
※手押しになるので、箔押しと浮き出し加工の位置にずれが多少生じます。

浮き出し（エンボス）の選べる強弱について

浮き出し（エンボス）加工には、ふつう・強めの2種類の強さからお選びいただけます。
指定がない場合には、「ふつう」で加工をしています。
「強め」をご希望の際は、注文時にその旨をお伝えください。

デザイン作成時の注意点

・浮き出し（エンボス）加工のデザインデータは墨1色で作成をお願いします。
・印刷部分や箔押し部分とあわせてご入稿される場合は、レイヤーで分けて作成をお願いします。
・小さい文字や細かいデザインは表現ができません。
・浮き出し部分は、紙の縁から5～6mm以上の余白がある。
・文字サイズは最低6mm（約17pt）以上、線の太さは1mm以上（約3pt）で作成をお願いいたします。
それ以下の場合、潰れてしまい、デザイン通りに表現できない恐れがあります。
・ベタの多い浮き出しデザインは、浮き出しが目立ちません。お控えください。
・「浮き出し箔押し」や「印刷＋箔押し」の場合は多少ズレが生じます。

浮き出しのサイズについて

浮き出し部分のサイズは25㎠までとなります。

紙のサイズについて

浮き出し加工をする際は、紙のサイズに規定があります。
91×55mm（一般名刺サイズ）・89×51mm（欧米サイズ）を推奨
※55×55mmの正方形サイズなどの小さなサイズは不可

料金について

版代金／8,800円（税込）　※初回のみ２年間保管
サイズ／25c㎡以内
納期／＋３営業日

浮き出し（エンボス）加工料金表
仕様	版代金は初回のみ
	版面積25c㎡
部数	版代金（税込）	加工代金（税込）
100部	初回 8,800円	3,300
200部		5,500
300部		6,600
400部		8,360
500部		9,350
600部		10,560
700部		11,550
800部		13,200
900部		14,850
1,000部		16,500

浮き出し加工可能な名刺一覧

あさだ屋の名刺で浮き出し加工が可能な商品な一覧をご紹介します。

浮き出し（エンボス）加工ができない紙

浮き出し加工ができない紙は以下の紙です。
× 400kgを超える厚みの紙
× 一般名刺サイズ 91×55mmより小さな紙
× 耳付き和紙（紙の端が毛羽立っているため）

浮き出しができないデザイン

浮き出し（エンボス）加工では表現できないデザインは以下の例があります。
・浮き出し部分が紙の縁から5～6mm以内にある
・インク印刷と重なった浮き出し加工

浮き出し加工ができない商品の例

・封筒や便箋　レターセット
・クリアファイル
・コースター
・帯などの薄い紙

再注文時の版について

浮き出し（エンボス）加工で作成した版は、箔押し印刷の版同様に2年間保管させていただきます。
そのため、再注文時は版代金が不要です。
※デザイン変更がない場合に限ります。
※保管期限内は、弊社にて版を保証いたします。また再注文をいただく度に保管期間は延長されます。

この他の商品でも、仕様や加工内容によってお受けできない場合がございます。
こちらご了承の上でお問い合わせくださいませ。

> その他の特殊加工についてはこちらをご覧ください